会社の産業医さんに塩基交換容量の事を教えてもらった

塩基交換容量とは、土における栄養分の保有要領の事で、
人間の体で言えば胃袋に例えることができるものです。
作物を植える場合には、土の中に必要な栄養分が含まれていないと
充分に生育することができません。
その為、肥料を土の中に混ぜたり、液体肥料を与えるという事はよく行いますが、
この肥料に含まれる栄養分が土と結合して保有されることになります。
しかしその保有量は限りがあり、この容量を超えた栄養分は
水に溶け出し流れてしまうことになります。
医学の世界では人間の体が胃の消化吸収能力を超えた量の食べ物を食べても
胃ではその栄養素を吸収することができず排泄してしまうため無駄になるばかりでなく、
胃に大きな負担を掛けるため避けた方が良いものです。
同様に、土に於いても塩基交換容量を超えた肥料を与えても
効果が無いばかりでなく、土自体を変質させてしまうことも有ることから注意が必要です。

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